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ワンタフトブラシってどんなブラシ? 特徴や使うメリットをわかりやすく解説!

ワンタフトブラシってどんなブラシ? 特徴や使うメリットをわかりやすく解説!

「ワンタフトブラシって聞いたことあるけど、どんなブラシなの?」。そんな疑問を持つ方に向けて、この記事ではワンタフトブラシの特徴や使うメリットをわかりやすくご紹介します。この歯ブラシ、実はいつもの歯みがきでは届きにくい場所をピンポイントでケアできる心強いアイテムなんです。ぜひこの記事をチェックして、毎日のケアに取り入れてみてください!

2025.11.18 アイテムを知る・使う

普通の歯ブラシとは違う!? ワンタフトブラシのヒミツ

ワンタフトブラシの写真

ワンタフトブラシも普通の歯ブラシと同様に、歯を磨くためのアイテムです。ただし普通の歯ブラシとは異なり、独特の形状や構造をしています。

ワンタフトブラシとは?

ワンタフトブラシとは、毛束(タフト)がひとつ(ワン)の歯ブラシのこと。「ポイントブラシ」「ワンポイントブラシ」「ピンポイントブラシ」などと呼ばれることもあります。

毛束の形が三角形にとがっているものが一般的です。毛束が小さく、口の中でも小回りがききます。

普通の歯ブラシとは何が違うの?

普通の歯ブラシとワンタフトブラシでは、プラーク(細菌のかたまり)を除去する仕組みが違います。いったいどのような特長があるのか、詳しく見ていきましょう。

特長① ピンポイントでフィットする

ワンタフトブラシの大きな特長は、その形状です。ヘッドが小さく毛束がとがっているため、歯ブラシの毛先が届かない場所にもピッタリとフィットします。

歯医者さんに行くたびに「磨き残しがある」と指摘される場所はありませんか? その部分のプラーク(細菌のかたまり)も、ワンタフトブラシならピンポイントで狙って除去が可能です。

特長② プラーク(細菌のかたまり)を吸い上げる

ワンタフトブラシは普通の歯ブラシとは違い、プラーク(細菌のかたまり)を吸い上げて落とします。これは「毛細管現象」によるものです。

毛細管現象とは、細くて狭い空間に液体が浸透していくこと。たとえば水の溜まっているところにキッチンペーパーの端をつけると、重力に関係なくジワジワと水が染みていきますね。

ワンタフトブラシもキッチンペーパーと同じ。細かく粉砕したプラーク(細菌のかたまり)を、毛束の中に吸い上げていきます。そのため普通の歯ブラシのように、ゴシゴシと動かしてプラーク(細菌のかたまり)を落とす必要がありません。

ワンタフトブラシを使う3つのメリット

ポイント

ワンタフトブラシを使うことで得られるメリットはいくつかあります。ここではそのうちの3つを紹介しましょう。

メリット① すみずみまで磨ける

ワンタフトブラシはヘッドが小さいうえに毛束の先端がとがっているので、普通の歯ブラシでは磨きづらい場所のプラーク(細菌のかたまり)をしっかりと落とせます。

具体的には次の場所です。

普通の歯ブラシでは磨きにくいプラークが溜まりやすい場所のイラスト

プラーク(細菌のかたまり)がつきやすかったり、長い時間つきっぱなしになっているところは、むし歯や歯周病になるリスクが高くなる可能性が。ワンタフトブラシを活用すれば、口内のすみずみまでキレイに磨けます。

メリット② 時短でケアできる

ワンタフトブラシを使うと、歯みがきの時間を短縮できます。

普通の歯ブラシ1本でケアする場合、磨く場所や歯のカーブに合わせて持ち方や角度を変える必要があるため時間がかかりがちに。部屋の隅を普通の掃除機で掃除するとき、何度も往復したりヘッドの角度を変えたりするのと同じです。

その点ワンタフトブラシを使えば、磨きにくい場所もラクにケアできるので余計な時間がかかりません。

メリット③ 「何度も」「力強く」磨かずにすむ

ワンタフトブラシを使えば、同じところを何度も磨かずにすみます。プラーク(細菌のかたまり)を落とそうと、力を入れて磨く必要もありません。

「何度も」「力強く」磨くことは、歯や歯ぐきにダメージを与える原因となります。歯が削れたり、歯ぐき下がりにつながりかねません。ワンタフトブラシなら効率よくプラーク(細菌のかたまり)を落とせるので、歯や歯ぐきを守りながらケアできます。

使い方は「ピタッ、クルクル」

ワンタフトブラシを歯に当てている様子

ワンタフトブラシは、磨きたい場所に「ピタッ」と当てて「クルクル」と小さく円を描くのがコツ。クルクル動かすと「毛細管現象」がしっかり起こり、汚れを吸い上げていきます。クルクルさせるのは5秒程度。回転させるのが難しい場合は、小刻みに振動させるのでもOKです。

①ワンタフトブラシの毛先を歯と歯にピタッっと当てる。②その場で小さくクルクルと動かす

しっかり磨けたかどうかは、舌で歯を触ってみるとすぐにわかります。特に“上の前歯の裏側”や“下の奥歯の舌側”は、キレイになったかわかりやすい場所。磨く前に舌がザラつく感触があったら、ぜひクルクルして磨き上がりを確かめてみてください。

毎日のケアに、ワンタフトブラシという選択を

ワンタフトブラシを手に持っている

ワンタフトブラシはふつうの歯ブラシでは届きにくい場所を、やさしく・的確にケアできる頼もしいアイテムです。細かい部分もピタッと当てて、クルクル動かすだけでしっかり汚れを落とせるのが魅力。歯みがきが苦手な方や、もっと丁寧にケアしたい方にもおすすめです。

もし使い方や選び方に不明点などあれば、公式LINEにて承ります。お気軽にご連絡ください。

しっかりケアをしたい場所にアプローチできる

ウェアエバー

太い毛束と持ちやすいハンドルで初心者にも使いやすい

ピーキュア

歯ぐきトラブルがある場所も負担をかけずに磨ける

インプラントやブリッジ周りなどデリケートな場所のケアに

オーソワン

複雑な矯正器具の周りを丁寧にケアできる

プチソフト

お子さまの小さい手や口にちょうどいいサイズ

ジャスライ

ほどよくしなるハンドルが力加減をコントロール

超極細の毛先が細かいすき間に入り込む

Supervisor監修者

株式会社オーラルケア 歯科衛生士


株式会社オーラルケア 歯科衛生士

スウェーデンで確立された、予防歯科の考え方と実践方法を熟知している“予防のエキスパート”。エビデンスに基づいた歯を守る方法とその重要性について、幅広く情報発信を行なっています。歯科医療従事者、企業・団体、一般生活者に向けて、セミナーや教育活動を展開中です。

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