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ワンタフトブラシですみずみまでスッキリ! 効率よくケアする使い方を知ろう

ワンタフトブラシですみずみまでスッキリ! 効率よくケアする使い方を知ろう

口内を清潔に保つことは、美しい笑顔と健康な歯を保つうえで重要です。ワンタフトブラシは効果的なツールのひとつ。歯ブラシ1本ではケアしにくい場所も、ワンタフトブラシを使えばスッキリ磨けます。基本の使い方を覚えて、効率的で丁寧なケア方法を身につけましょう!

更新日: 2024.06.04 アイテムを知る・使う

普通の歯ブラシとは違う!? ワンタフトブラシのヒミツ

ワンタフトブラシの写真

ワンタフトブラシも普通の歯ブラシと同様に、歯を磨くためのアイテムです。ただし普通の歯ブラシとは異なり、独特の形状や構造をしています。

ワンタフトブラシって?

ワンタフトブラシとは、毛束(タフト)がひとつ(ワン)の歯ブラシのこと。「ポイントブラシ」「ワンポイントブラシ」「ピンポイントブラシ」などと呼ばれることもあります。

毛束の形が三角形にとがっているものが一般的です。毛束が小さく、口の中でも小回りがききます。

普通の歯ブラシとは何が違うの?

普通の歯ブラシとワンタフトブラシでは、プラーク(細菌のかたまり)を除去する仕組みが違います。いったいどのような特長があるのか、詳しく見ていきましょう。

特長① ピンポイントでフィットする

ワンタフトブラシの大きな特長は、その形状です。ヘッドが小さく毛束がとがっているため、歯ブラシの毛先が届かない場所にもピッタリとフィットします。

歯医者さんに行くたびに「磨き残しがある」と指摘される場所はありませんか? その部分のプラーク(細菌のかたまり)も、ワンタフトブラシならピンポイントで狙って除去が可能です。

特長② プラーク(細菌のかたまり)を吸い上げる

ワンタフトブラシは普通の歯ブラシとは違い、プラーク(細菌のかたまり)を吸い上げて落とします。これは「毛細管現象」によるものです。

毛細管現象とは、細くて狭い空間に液体が浸透していくこと。たとえば水の溜まっているところにキッチンペーパーの端をつけると、重力に関係なくジワジワと水が染みていきますね。

ワンタフトブラシもキッチンペーパーと同じ。細かく粉砕したプラーク(細菌のかたまり)を、毛束の中に吸い上げていきます。そのため普通の歯ブラシのように、ゴシゴシと動かしてプラーク(細菌のかたまり)を落とす必要がありません。

ワンタフトブラシを使う3つのメリット

ポイント

ワンタフトブラシを使うことで得られるメリットはいくつかあります。ここではそのうちの3つを紹介しましょう。

メリット① すみずみまで磨ける

ワンタフトブラシはヘッドが小さいうえに毛束の先端がとがっているので、普通の歯ブラシでは磨きづらい場所のプラーク(細菌のかたまり)をしっかりと落とせます。

具体的には次の場所です。

普通の歯ブラシでは磨きにくいプラークが溜まりやすい場所のイラスト

プラーク(細菌のかたまり)がつきやすかったり、長い時間つきっぱなしになっているところは、むし歯や歯周病になるリスクが高くなる可能性が。ワンタフトブラシを活用すれば、口内のすみずみまでキレイに磨けます。

メリット② 時短でケアできる

ワンタフトブラシを使うと、歯みがきの時間を短縮できます。

普通の歯ブラシ1本でケアする場合、磨く場所や歯のカーブに合わせて持ち方や角度を変える必要があるため時間がかかりがちに。部屋の隅を普通の掃除機で掃除するとき、何度も往復したりヘッドの角度を変えたりするのと同じです。

その点ワンタフトブラシを使えば、磨きにくい場所もラクにケアできるので余計な時間がかかりません。

メリット③ 「何度も」「力強く」磨かずにすむ

ワンタフトブラシを使えば、同じところを何度も磨かずにすみます。プラーク(細菌のかたまり)を落とそうと、力を入れて磨く必要もありません。

「何度も」「力強く」磨くことは、歯や歯ぐきにダメージを与える原因となります。歯が削れたり、歯ぐき下がりにつながりかねません。ワンタフトブラシなら効率よくプラーク(細菌のかたまり)を落とせるので、歯や歯ぐきを守りながらケアできます。

ワンタフトブラシ 基本の持ち方・使い方

ワンタフトブラシを持っている

毎日のセルフケアに取り入れるだけで、歯ブラシだけでは磨けない場所をキレイにできるワンタフトブラシ。より効果的に使えるよう、基本的な持ち方・使い方を確認しましょう。

持つときは「指3、4本でやさしく」

ワンタフトブラシは親指・人差し指・中指の3本、もしくは薬指を加えた4本で軽く持ちます。ペンを持つようなイメージです。

握りしめたり力を込めて持ってしまうと、毛束がばらつきプラーク(細菌のかたまり)を落としにくくなることも。ハンドルに指を添える感じで、必ずやさしく持ってください。

ワンタフトブラシを正しい持ち方でつかんでいるイラスト

使い方は「ピタッ、クルクル」

ワンタフトブラシは、磨きたい場所に「ピタッ」と当てて「クルクル」と小さく円を描くのがコツ。クルクル動かすと「毛細管現象」がしっかり起こり、汚れを吸い上げていきます。クルクルさせるのは5秒程度。回転させるのが難しい場合は、小刻みに振動させるのでもOKです。

しっかり磨けたかどうかは、舌で歯を触ってみるとすぐにわかります。特に“上の前歯の裏側”や“下の奥歯の舌側”は、キレイになったかわかりやすい場所。磨く前に舌がザラつく感触があったら、ぜひクルクルして磨き上がりを確かめてみてください。

①ワンタフトブラシの毛先を歯と歯にピタッっと当てる。②その場で小さくクルクルと動かす

ワンタフトブラシの交換タイミング

左に新品のワンタフトブラシ、右に毛先が広がったワンタフトブラシ

ワンタフトブラシは、どのくらいの頻度で交換すればいいのでしょうか? 使用期間の目安や、交換する理由について紹介します。

交換目安は【1ヶ月】が基本

ワンタフトブラシの交換タイミングは【1ヶ月】が目安です。使用状況や毛束の状態によって異なりますが、1ヶ月を超えて使い続けることはおすすめしません。

1ヶ月で交換したほうがいい理由

1ヶ月と聞くと「もう少し使えるのでは?」と感じる方もいるようです。しかし次の2つの理由から1ヶ月で交換したほうがいいでしょう。

理由① 吸い上げられた細菌が溜まってしまうから

ワンタフトブラシは、「毛細管現象」によってプラーク(細菌のかたまり)を吸い上げます。そのため使用後に水で洗い流していても、長期間使い続けると不衛生な状態になりがち。毛束の中に細菌が溜まってしまうのです。

清潔なワンタフトブラシで口の中をケアするためにも、1ヶ月を目安に交換しましょう

理由② プラーク(細菌のかたまり)を落とす力が弱まるから

ワンタフトブラシを毎日使い続けると、毛束が広がったり毛が劣化してきます。するとしっかり磨きたい場所に毛先が当たらないうえに、クルクル動かしてもプラーク(細菌のかたまり)をなかなか落とすことができません。

劣化したワンタフトブラシは、プラーク(細菌のかたまり)を落とす力が低下するだけでなく歯ぐきを傷つけてしまう可能性も。ワンタフトブラシは1ヶ月で交換して、いつでも快適に口内をケアしましょう。

ワンタフトブラシの使い方を知って、効率よく汚れを落とそう!

ワンタフトブラシを使っている女性

ワンタフトブラシは、口内を効率よくケアするために欠かせないアイテムです。さっそく今日から取り入れて、いつも磨き残していた場所をツルツルにしてみませんか?

詳しい使い方やご相談などは、公式LINEにて承ります。お気軽にご連絡ください。

しっかりケアをしたい場所にアプローチできる

ウェアエバー

太い毛束と持ちやすいハンドルで初心者にも使いやすい

ピーキュア

歯ぐきトラブルがある場所も負担をかけずに磨ける

インプラントやブリッジ周りなどデリケートな場所のケアに

オーソワン

複雑な矯正器具の周りを丁寧にケアできる

プチソフト

お子さまの小さい手や口にちょうどいいサイズ

ジャスライ

ほどよくしなるハンドルが力加減をコントロール

超極細の毛先が細かいすき間に入り込む

Supervisor監修者

株式会社オーラルケア 歯科衛生士


株式会社オーラルケア 歯科衛生士

スウェーデンで確立された、予防歯科の考え方と実践方法を熟知している“予防のエキスパート”。エビデンスに基づいた歯を守る方法とその重要性について、幅広く情報発信を行なっています。歯科医療従事者、企業・団体、一般生活者に向けて、セミナーや教育活動を展開中です。

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