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【年齢別】子どもの歯ブラシの選び方 徹底ガイド

【年齢別】子どもの歯ブラシの選び方 徹底ガイド

どんどん成長していく子どもは、口の中の変化も早いもの。どんな歯ブラシを選ぶといいか、悩む親御さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は子どもの成長段階を乳児期・幼児期・児童期に分け、それぞれの時期に合わせた歯ブラシの選び方を紹介します。ぜひ参考にしてください。

2025.09.30 アイテムを知る・使う

年齢別に解説! 子どもの歯ブラシの選び方

見出し画像 子ども用歯ブラシ

子どもにどんな歯ブラシを選べば良いか、気をつけたい点は成長過程によって異なります。わかりやすくポイントをまとめたので、以下をご確認ください。

乳児期:0~2歳の歯ブラシの選び方のポイント

小見出し画像 乳児の歯磨き

乳児期は口の中の変化が大きいので、さらに3つの期間に分けて解説します。

0~8ヶ月ごろまで(歯が生えるまで)

歯みがきに向けた準備として、口元を触ったり口の中を見せてもらったりする練習をしましょう。
離乳食が始まったらガーゼや口元が拭けるシートなどを使い、食後に口の中の拭き取りを。口の中にものが入ることに慣れてもらうのも重要です。

8ヶ月~1歳ごろまで(歯が生え始めたら)

1~2本生えてきた段階では、ガーゼや口元が拭けるシートを使って軽くぬぐう形で十分です。赤ちゃんが慣れてきたら、歯ブラシを取り入れていってください。
最初はゴム状の歯ブラシで。歯をゴシゴシできるようになったら、ヘッドが小さいやわらかめの歯ブラシに変えていきましょう。

1~2歳ごろ(前歯が生えそろい、奥歯が生えてくるころ)

自分で歯を磨く練習が始まる時期です。この頃のお子さんは、まだ自分で力の入れ具合をコントロールできません。そのため、歯ブラシの毛先があっという間に開いてしまいます。
だからといって「かため」の歯ブラシを選んでしまうと、力加減がうまくできないお子さんは痛みを感じて歯みがきをイヤがるように。歯みがき嫌いにならないよう、以下のポイントを参考に歯ブラシを選びましょう。

〇ヘッドが小さめ
〇毛がやわらかいもの
〇まっすぐで持ちやすいハンドル
〇のど突き事故防止のプレートが付いているもの

この年齢のお子さんは、歯みがき中に立ち歩く可能性があります。万が一転倒したとき、のどの奥に届かないようプレートが付いている歯ブラシを使うと安心です。

また生えてくる奥歯はとても溝が深く、むし歯になりやすい環境下にあります。ところが子ども用の歯ブラシは、毛の長さが短く溝の清掃には不向き。そこで取り入れたいのがワンタフトブラシです。溝にピタッとフィットし、ピンポイントでケアしたい部分を磨くことができます。

幼児期:3~5歳の歯ブラシの選び方のポイント

小見出し画像 幼児の歯磨き

〇ヘッドが小さめ
〇毛のかたさはやわらかめ~ふつう
〇握りやすく滑りにくいハンドル

子どもの歯ぐきはやわらかくてデリケートなので、歯ブラシの毛は当たっても痛くないものを選びましょう。ただ、やわらかければいいというわけではありません。プラーク(細菌のかたまり)がしっかり落とせるよう、コシのあるものを選んでください。

また3~5歳は「自分で歯を磨きたい」という意欲が芽生える時期。その気持ちを支え、楽しい歯みがきタイムになるよう、好きなキャラクターの歯ブラシを選ぶのも1つの手です。

児童期:6~12歳の歯ブラシの選び方のポイント

小見出し画像 児童期の歯磨き

〇ワンタフトブラシと3列ブラシを併用
〇3列ブラシはヘッドが小さめで、奥まで届くもの
〇毛のかたさはやわらかめ
〇低学年は太めのハンドル
〇高学年になったら大人が使うものに近い細めのハンドル

乳歯と永久歯が混在するこの時期は歯の高さや大きさが異なり、デコボコした部分が増えて磨き残しが多くなりがちです。3列ブラシが届かないところは、ワンタフトブラシを活用していきましょう。

子どもの成長に合わせて、適切な歯ブラシ選びを!

見出し画像 親子で歯磨き

子どもの歯ブラシ選びは、健康な歯を育むうえで重要な要素です。成長段階や口の大きさに合ったサイズ、毛のやわらかさ、持ちやすい形などを考慮して選びましょう!

プチソフト

Supervisor監修者

株式会社オーラルケア 歯科衛生士


株式会社オーラルケア 歯科衛生士

スウェーデンで確立された、予防歯科の考え方と実践方法を熟知している“予防のエキスパート”。エビデンスに基づいた歯を守る方法とその重要性について、幅広く情報発信を行なっています。歯科医療従事者、企業・団体、一般生活者に向けて、セミナーや教育活動を展開中です。

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