
おいしさと健康を楽しむ新しいアプローチ! 食×口腔ケアのワークショップを開催♪
口腔ケアの専門家と料理のプロがタッグを組んで、ワークショップを開催しました。テーマは「食感を楽しむ口腔ケア」。歯の健康が食事のおいしさにどう関わるのか。楽しく学びながら、おいしい料理を堪能したワークショップの様子をお届けします。
「おいしいワークショップ」はじめました
「予防歯科」という言葉を聞いて、みなさんはどんなことを想像しますか?
「むし歯や歯周病の対策」
「定期的な歯科医院での検診」
私たち(株)オーラルケアが目指している歯科予防は、「日本人が当たり前に歯と口の健康が守れる世界」をつくることです。
なんだかスケールの大きな話になってしまいましたが、口腔ケアをもっと身近に感じてもらえるような活動をしています。
その一環として、料理というごく日常を切り口にしたイベントも実施。
今回は、おいしい料理を堪能しながら口腔ケアも学べちゃうワークショップをHealthy Kitchen (supported by ABC Cooking Studio)さんと共同開催してきました。

「食べる」と「ケア」
今回のワークショップは二部構成。おいしい料理を楽しんで、さらに口腔ケアにも挑戦する構成に。
まずは料理パート。料理家・サワダ先生による料理の実演からスタートです。
今回のワークショップで調理するのはこちら!
ザクザク! カリカリ! 「食感を楽しめる」レシピ♪
①コーンフレーク衣のザクザクチキン
②とろとろ長芋のポタージュ
③カリカリチーズのトライフル

食感を楽しめそうなお料理名が並びます。


「メインのザクザクチキンは、コンフレークを衣に使っているので独特の食感が! 揚げムラが出ないように動かしながら揚げるのがポイントです」
今回使用したレシピは、記事の最後で公開しています。
「おいしく食べたいなら歯根膜を守れ!」
次は、「歯根膜を守れ!」をスローガンにした口腔ケアのパート。
ワークショップを担当した、当社の歯科衛生士・高橋とダイジェストで内容を紹介します。

食感をつかさどる「歯根膜」
人間は食べるときに感覚を総動員して「おいしい」と感じています
このとき、特に注目したいのが「食感(歯ごたえ)」です。

「おいしさを作り出す重要なポイントのひとつが食感。その食感をつかさどっているのが歯根膜です」

歯根膜は非常に鋭い知覚を持っており、歯に加わる刺激を「食感」として感じるようになっています。
この食感をつかさどる歯根膜は、天然の歯にしか存在しないので、健康な状態をキープしなければいけません。
当然、入れ歯やインプラントにはないため、歯を失ってしまうとその場所では食感を感じられなくなってしまうんです。
それでは、その「歯根膜」を健康な状態にキープするためにはどうすればいいのでしょうか。

「歯根膜の天敵はずばり歯周病。歯根膜に悪さをする『歯周病菌』をやっつけましょう!」
歯周病を引き起こす歯周病菌とはどのような菌なのでしょうか。
- 歯ぐきの中に住んでいる
- 歯ぐきに炎症を起こす
- 口臭の原因になる
- 全身疾患に関与する

「口だけでなく、全身にも大きな影響があるんですよ」
歯周病対策を実践!
歯根膜の大敵である歯周病菌をやっつけるためには、どうすればいいのでしょうか。

「歯周病対策に適したアイテム。それが『デンタルフロス』です」
ワークショップでは実演しながら、参加者の皆さんとフロスに挑戦しました。


「デンタルフロス」の使用方法については、こちらの動画もチェックしてみてください。
一般的に「難しそう」「面倒」と言われているデンタルフロス。実践した皆さんの声を聞いてみると……。

「糸フロスは使いにくいと思っていましたが、実演を見て一緒にできたのでわかりやすかったです」

「大事さが身に染みたので、以前挫折したフロスに再挑戦してみようと思いました」
「デンタルフロスのケアを毎日の習慣にすることで、おいしく食べられて歯周病予防もできて一石二鳥です♪」

待ちに待ったおいしいごはん♪
ワークショップの最後は、待ちに待った試食タイム。

おいしいお食事にみなさん大満足!

「おいしい食事を心から楽しめるのも『歯根膜のおかげ』なんです!」
ワークショップの終わりに
共同開催となったHealthy Kitchen (supported by ABC Cooking Studio)の佐野さん、料理を実演してくれたサワダ先生にも、今回のワークショップについてお話を伺いました。

「料理イベントをたくさん開催してきましたが、『食感』に注目したイベントは初めてです。歯を大事したいと感じられるイベントでした! 今日の話を今すぐにもで誰かに言いたくてしょうがない(笑)」
「私は『食べる=しあわせ』と考えているんです。口腔ケアはしあわせを感じるために行なうことのひとつ。歯根膜の大事さは、食べることが大好きな世界中の人に知ってもらいたいと思っています」


「フロスの実演を皆さんが熱心にされていたのが印象的でしたね」

「参加者の皆さんも『歯根膜を大事にしたい!』と感じてくれたんだとうれしくなりました。これからも『おいしく食べるなら、歯根膜を守れ!』をスローガンに活動を続けていきます♪」

おいしいコラボは今後も開催!
「食×口腔ケア」は、今後もさまざまなコラボ先や場所で実施する予定です。
LINE「オーラルケア公式サポート」から順次、ご案内します。
よかったら、ぜひご参加くださいね♪
【特別企画】おいしいレシピを大公開!
【主菜】コーンフレーク衣のザクザクチキン(515kcal/1人分)
【材料】2人分
コーンフレーク(無糖)………… 60g
てんぷら粉 ………………………… 大さじ2
水 …………………………………… 大さじ2~
揚げ油 ……………………………… 適量
リーフ類(グリーンリーフ)…… 20g
(a)
鶏もも肉 …………………………… 240g
塩 …………………………………… 小さじ1/2
コンソメ …………………………… 小さじ1/2
市販のおろしにんにく …………… 小さじ1/4
(レモントマトケチャップ)
トマトケチャップ ………………… 大さじ2
レモンの果汁 ……………………… 小さじ1
より食感を楽しみたいなら!
コーンフレークの他にも、ポテトチップスやクラッカーなどでも食感よく仕上げることができます。
- 鶏もも肉は余分な水気・脂肪を除きひと口大(1人3切れ)に切り、aをもみこんでおく
- てんぷら粉と水は合わせておく(練り粉)
- コーンフレークは粗めに砕いておく
- bは合わせておく(レモントマトケチャップ)

- 鶏肉に練り粉→コーンフレークの順に衣を付ける
- 170℃の油で徐々に温度を上げながら色よく揚げ(5分~)、揚げ網に取り出し油を切る

温度に注意!
高温で揚げすぎるとコーンフレークに火が入りすぎて黒くなってしまうので、徐々に温度を上げながら加熱するとよいでしょう。
- 器に盛り付け、レモントマトケチャップを添える。
【副菜】とろとろ長芋のポタージュ(151kcal/1人分)
【材料】2人分
長芋 ……………………………… 140g
調製豆乳 ………………………… 200cc
水 ………………………………… 60cc
コンソメ ………………………… 小さじ1
塩 ………………………………… 小さじ1/8~
黒こしょう ……………………… 少々
(トッピング用)
長芋 ……………………………… 上記より薄切り4枚(1枚5g位)
揚げ油 …………………………… 適量
粗びき黒こしょう ……………… 少々

- 長芋は、トッピング用の4枚は皮付きのまま幅2~3mmの薄切り、残りは皮をむきすりおろす
- 長芋(トッピング用)は、170℃の油で素揚げし(3分~)、油を切ってバットに取り出しておく
- 鍋に、長芋(すりおろしたもの)・豆乳・水・コンソメを入れて混ぜながら加熱する ひと煮立ちしたら塩・黒こしょうで味を調える
油の量は調整可能!
今回はトッピング用の長芋を素揚げしますが、少なめの油で焼いても作ることができます。
- 器に盛り付け、トッピング用の長芋をのせ、粗びき黒こしょうをふる
【デザート】カリカリチーズのトライフル(243.5kcal/1人分)
【材料】2人分
市販のカステラ ……………………… 40g
スライスチーズ ……………………… 10g
ぶどう ………………………………… 4粒
水 ……………………………………… 60cc
ジャム(ベリー) …………………… 小さじ1
ミント ………………………………… 2つ
(チーズクリーム)
クリームチーズ ……………………… 80g
砂糖 …………………………………… 小さじ1

クリームチーズは室温に戻すことで、ダマにならなずになめらかに仕上げることができます。
- カステラは2cm位の角切り
- クリームチーズは室温に戻しておく
- スライスチーズは2等分にしておく
- ぶどうは洗って水気を除き、半分に切っておく
- ジャムはこしを切りなめらかにしておく
- 耐熱皿に、クッキングシートを敷き、スライスチーズをのせてレンジで加熱する(600W 1分前後) 取り出し、ぬくもりがあるうちに上から押して平らにし、粗熱をとっておく(チーズチップス)
- ボウルにクリームチーズを入れてほぐし、砂糖を加えて なめらかになるまでよく混ぜる(チーズクリーム)
- 器にカステラ、チーズクリーム、ジャムの順にのせ、 チーズチップス、ぶどう、ミントを飾る
ぜひ、ご家庭で楽しんでみてくださいね♪
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